ミニバンとステーションワゴンの違い
家族向けのクルマとして人気を集めるミニバンとステーションワゴン。
しかし、これらの違いをはっきりと説明できる人は意外と少ないかもしれません。実際にクルマを選ぶ際に迷わないよう、2つの主な違いを分かりやすく解説します。
まず基本から。ミニバンとは、主に2BOXまたは1.5BOXの形状をしており、乗用車として設計されています。
特徴としては、車高が高く、多くの場合3列シートが備わっており、大人数の乗車に対応できる点です。
一方、ステーションワゴンは2BOX型で、車高はミニバンほど高くありません。
乗用車としての機能に加え、後部座席を倒して荷物スペースを広げることができるのが特徴です。
クルマの形状についても触れておきましょう。
1BOX型はエンジンスペースと乗車・積荷スペースが一体となっており、ボンネットがありません。
これに対して2BOX型はボンネットがあり、エンジンスペースと乗車・積荷スペースが分かれています。
1.5BOX型はボンネットが短く、一見すると1BOX型のような印象を受けますが、エンジンスペースと乗車・積荷スペースは分かれています。
では、ミニバンとステーションワゴンの違いを改めて確認しましょう。
ミニバンは2BOXまたは1.5BOX型の車高が高い乗用車で、一般的に3列シートを持ち、大人数の移動が可能です。
一方、ステーションワゴンは2BOX型で車高が低めの乗用車であり、荷物の積みやすさに優れています。
これらの違いを踏まえ、自分や家族のライフスタイルに合ったクルマ選びをしましょう。
大人数での移動が多い、子供が多い家庭にはミニバンが向いています。
一方、アウトドア活動が多く、荷物をたくさん積むことが多い場合には、ステーションワゴンが便利です。
それぞれの特徴を理解し、最適な一台を見つけてください。